こんにちは。
Re:ADY Bデザイナーのかりんです。
今回は、なぜRe:ADY Bの商品は一点もので展開できるのか、
についてお話しさせていただきます。
Re:ADY Bのプロダクトは、
基本的に同じデザインで、生地とその組み合わせを変えることで、
全ての商品を一点ものとしてご紹介しています。
集まってくる生地の厚さや状態などが均一ではないため、
縫製などにおいて大変なこともありますが、
生地との出会いは、まさに一期一会。
同じ生地が手元に届く確率の低さを逆手に取った、
まさに"アップサイクル"でしか成し得ない、
素晴らしい表現方法だと感じています。
現在、うちの工房に数百枚の着物や帯が集まってきていますが、
驚くことに、いまだに全く同じ柄には出会っていません。
着物を1000枚以上仕立てている仕立て屋の方ですら、
まだ同じ柄に出会ったことはないとおっしゃっていて、
その種類の豊富さに、本当に驚きました。
日本には昔から、季節の移り変わりを表現する文化があります。
四季折々の季節の変化が楽しめる日本では、お花見や紅葉狩りなど、
景色の移り変わりを細やかに味わう文化があり、
着物の文様にも季節を感じさせる柄が多くあります。
また、日本の伝統文様である「和柄」と呼ばれる柄には、
五穀豊穣や開運福徳、健康や長寿、学業や芸能の成功、
七宝(しっぽう)のように円満や繁栄を意味する柄や、
桜のように年中着られる文様、
子孫繁栄といったさまざまな祈りや想いが、
色とりどりに込められていて、
基本的に全ての柄が縁起の良いものと言えます。
日本人の私ですら、今更ながらその種類の多さに驚いたように、
きっと世界中の方にも、感動していただけるはず。
Re:ADY B は、
「1プロダクト、ALL1点もの」で展開することで、
着物や帯の圧倒的な柄の豊富さや、
日本文化の奥深さ、美しさを、世界に発信していきます。