広島市が全額出資する公益財団法人、広島市産業振興センターが、2025年度に支援する中小企業として、瀬戸内ミライデザインの「Re:ADY B」が採択されました。
本事業では、新事業を立ち上げるために必要な資金の助成や、専門家の派遣を受け、
市内の中小企業のイノベーションを活性化することを目的としています。

※画像はイメージです。完成品の仕様は異なります。
[新規ビジネス内容 ]
広島仏壇の彫金技術を応用したファッション用金具パーツ
[新製品等の概要]
日本の伝統工芸のひとつである「広島仏壇」の金具に用いられる精緻な彫金・象嵌技術を活かし、バッグチャームや持ち手金具などのファッション用小型メタルパーツを開発。モジュール設計により布や革素材への組込みを可能とし、アップサイクル帯との組合せで「和文化×サステナブル」を体現する新たな高付加価値副資材として展開します。
現代では、仏壇がある家はわずか30%とされており、今後も需要は下がる一方と予想されいます。需要の減少で継承が危ぶまれる伝統技術をファッションの世界に転用することで、伝統工芸技術の継承を行いながら、新たな市場を創出いたします。
[新製品等の特長]
・千年の歴史を持つ日本伝統技術を日常の装いとして身に纏える「和のラグジュアリー」体験
・帯や金具のアップサイクルによるエシカルな購買体験
・モジュール設計による高いカスタマイズ性と実用性
・福祉施設の就労支援を通じた社会貢献性
[販売の方法]
・海外法人との業務委託契約による海外販売
・自社ECサイト(Shopify)によるD2C販売および越境EC展開
・国内POP-UP、百貨店、セレクトショップでの対面販売
・海外ラグジュアリーブランド・バイヤーへのB2B卸売
・SNS広告、Webメディアを通じたブランドストーリーテリング
[販売予定時期]
2026年春頃
